MUSTAKIVI

ONLINE SHOP

1994年に、石本藤雄がフィンランドのアラビア社で制作した陶器のプレート作品を砥部焼(磁器)で再現しました。ふわりと料理を受け止める柔らかなフォルム、細いストライプのライン、深いブルーのカラーリングが特徴の器です。器と同じストライプ模様の箸置きも同時期に制作されており、箸置きも砥部焼で再現しました。

第一弾は、紺の釉薬を使い、作品のイメージにより近いブルーの器を商品化しました。今後、形はそのままに、他の色も展開していく予定です。

多くのデザイナーが手がけてきたボーダーやストライプ。石本藤雄にとっても例外ではなく、過去のデザインを振り返ると、様々な間隔や色のストライプデザインを生み出しています(マリメッコ時代のストライプのデザインについては”Return and Sender”のKaihoJuhlaをご覧ください)。そして、Mustakiviで手がけたハンカチやてぬぐいのデザインもやはりストライプでした。無機質な線によるシンプルな構成にも関わらず、そこに名前がつけられた途端、風景が浮かび上がってくる、そんな力を持つストライプ。簡単に見えても、その誕生までには線の太さや配置の間隔を何度も変えて、試作が繰り返されています。知れば知るほど奥深い世界です。

ストライプを、陶芸の表現でも取り入れている石本藤雄。今回再現したプレートの他にも、花器を発表しており、Mustakiviで2018年に開催した展示会「陶と花」でも見ることができます。この特徴的な細いストライプは、実は、アラビア社で見た段ボールに心惹かれて、その凹凸を用いて付けられたもの。多くの人が見過ごしてしまうようなところを見逃さない、日々の観察眼から生まれた作品とも言えます。

そんなストライプシリーズのプレートを「すこし屋」の協力の元、石本藤雄の故郷の焼き物・砥部焼で再現しました。ストライプの凹凸は、石本がフィンランドで制作した時と同じダンボールを押し当てて痕を付けています。全体のフォルムは、四角の木枠の上に布をかけ、たわんだ形を写し取るという、これも同じ手法で行っています。そうしてできた形を素焼きにし、それを鋳込み成形の型の元にしました。釉薬もテストを重ねて決定するなど、石本自身が何度も砥部に通い、チェックの後に完成となりました。

石本藤雄がこの器で蕎麦を食べたいと語ったことがきっかけで、本シリーズの名前は「そば」となりました。布から象られた柔らかな形は、蕎麦はもちろん、さまざまな料理を受け止めてくれます。和食器とも北欧デザインの器とも相性の良い、洗練された存在感のある器です。
ストライプの凹凸があることから、深い紺色の釉薬でも重い印象とならず、見る角度によって表情が変わるのも魅力の一つ。あなたの暮らしのそばに、石本デザインのストライプを取り入れて、食卓を彩ってみてください。

LINE UP

  • 砥部焼皿 そば 紺

  • 砥部焼箸置き そば 紺